1960 年代にレース業界で人気を博した後、何度も債務超過に陥ってきた Marcos が見事に復活し、新モデル TSO GT2 を完成させました。スポーツカー大好きなリチャードが番組専用トラックで試乗します。
これ以上ないほどシンプルなスポーツカーのレシピ (フロントエンジン、リアドライブ、長いボンネット) に忠実に作られた TSO GT2 は Marcos にとって黄金時代だった 1960 年代を思い出させる、どこか懐かしい雰囲気を持ったルックス。
インテリアは、オーダーメイドのような高級感に満ちており、レトロとモダンを上手く調和させたオシャレな仕上がりも自慢ですが、リチャードがすごく窮屈そうにしている点が気になります。
スピードに関しては特に期待をしていなかったというリチャード (正直) ですが、Vauxhall Monaro 顔負けの滑らかなパワースライドを可能にしてくれるハンドリングのよさに魅せられたようで、楽しそうに何度もコーナーを回ります。
クルマの持つキャラクターを重視するリチャードが「速くて、カッコよくて、操作性がいいだけでなく、しっかりした個性まである」と褒めた TSO GT2。今後の経営は順調に行くといいですね。
レビューの様子は、こちらの動画からどうぞ。