シロクマに優しいバイオ燃料を自らの手で作ろう！という、Top Gear にしては大変珍しいエコな企画に挑むことになった３人。特にこれといった興味も知識もないトラクターを 1 台ずつ選んでみたものの、はてさて、きちんと畑を耕して種を蒔くことができるのでしょうか？ 名場面を振り返ります。
(右から)
ジェームズ：Fendt 930 Vario
ジェレミー：JCB Fastrac 8250
リチャード：Case STX Steiger 530
まずは、マイ・トラクターを見せ合いっこする３人。取説をチラチラと見ながら、自信なさそうにスペックを説明するリチャードが妙にカワイイ。そっとフォローするジェームズも。楽しそうに微笑むジェレミーも。3台揃ったところで、早速課題に挑戦します。
1) トレイラー連結、シート調整、ヘッドライト点灯、バック駐車
1時間経っても 1mm もトラクターを動かせないジェームズ。連結したトレイラーに自分から衝突して悪態をつくジェレミー。一方、リチャードはすぐにトラクターと仲良しになって勢いづいたのが災いして、これから使う予定の試乗車をめちゃくちゃに壊してしまいました！
2) スティグによるラップタイム計測 (最遅が勝ち)
ジェレミー号の操縦席から転げ落ちそうになったスティグ。貴重なドジっ子ぶりを貼っておきますね。今回に限っては最も遅かったクルマの勝ちということで、4:49 かけてゴールしたリチャードの超巨大トラクターさん、おめでとうございます！
3) 「ドラッグ」レース
スタートと同時に一気に加速する爽快なドラッグレースではなく、何かをずるずると引っぱる方の「牽引」レースで対決。Top Gear 制作オフィスを選んだリチャード、ジャンボジェットをけん引するジェレミーを抑えて、勝利したのはジェームズ。思い出の詰まったクルマをたくさん牽引しました。
4) 【リチャード限定】羊追い
耕す予定の畑にたくさんの羊がいたため、リチャードと TG が協力して羊追いをすることに。残念ながら TG には牧羊犬の素質が全くなく、リチャードがほぼ一人で羊を追いかけ回しましたとさ。叱られても叱られてもリチャード大好きな TG カワイイ。
5) 恐怖の橋を渡る
年季が入っていて今にも崩壊しそうな小さな木造の橋をトラクターで渡らねばならない 3 人。ジェレミーが板を (わざとらしく) 一枚落としてしまった後、最も重いトラクターで果敢に橋渡りに挑んだリチャード。本気で泣きそうでした！
6) 3等分した畑を耕す
ジェームズは鋤いっぱいに土を詰まらせ、リチャードは鋤のボルトが外れ、頼れるのはジェレミーのみとなってしまった今、嫌な予感しかしない… うん… やっぱりこうなるよね (冷汗)
7) 【リチャード限定】「農夫の昼食」買い出し
何を食べるかでひとしきり揉めた後、じゃんけんで負けたリチャードが小さな街にはとても釣り合いそうにない大きなトラクター (24t！) で買い出しに出かけ、予想通り、住民の皆様に多大なる迷惑をおかけしました。
チーズはやっぱりスティルトン～♪ (ネオ〇フト CM のメロディで) というわけで、ご機嫌で帰路についたリチャードですが、給油に立ち寄ったガソリンスタンドでは、トラクターのタンクの大きさと燃料費の高さに凍り付いてしまいました。ガソリン満タン £1127！！！
8) 3 人で「農夫の昼食」
パンが違う、リンゴが違う… とさんざんダメ出しを食らいながらも、リチャードはお兄ちゃんたちと仲良くもぐもぐ。仕上げの種まき作業に向けて、おなかを満たさないとね。
9) グレープシードを蒔く
さぁ、ついに種まきの時間です。一袋だけ蒔けば十分なため、ジェームズが担当することに。珍しく心配性のジェレミーは何度も何度も念を押します。いつになく真面目なジェレミーがカッコいい。
ところが… あぁぁ… 何てこと！ またしても Ambitious but Rubbish！
点検に 4 時間かけたにもかかわらず、こんな失敗をしでかしたジェームズに、ジェレミーの怒りは消えることはありませんでした。おしまい。
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